2024年8月8日万葉の里 高岡
こんにちは。 しきの薬局です。
しきの薬局は、富山県の高岡市という所にあります。
自分が就職して高岡市に来た時に、ようこそ「万葉の里、高岡」へ
と言われて、なんのこっちゃ???という感じでした。
これは堅香子の花です。
高岡市の花にもなってるのですが、世間一般的には片栗の花です。
なぜ堅香子の花と呼ぶのかと言いますと、奈良時代に越中の国守として赴任した大伴家持が
もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲くみまがふ
寺井(てらゐ)の上の 堅香子(かたかご)の花
という句を詠んだことが由来とか。
寺井の井戸
句碑
その大伴家持が万葉集の編纂にかかわっていて、万葉集に載る473首のうち223首が越中国在住中の歌であることから、高岡市は万葉推しになったようです。
市内の小学校では「越中万葉かるた」なるものも盛ん?で、大会も開かれています。
そして市内を走る市電も万葉線です(笑)
駅に大伴家持の詠んだ歌が掲げられてあったりします。
終点 越ノ潟駅 対岸への渡し船も走ってます。
高岡市は藤子・F・不二雄氏の出身地でドラえもんも推しなので、ラッピング電車も走っていて、他にもドラえもんのモニュメントなども市内に結構あります。
みなさん、各駅停車の北陸新幹線で、どうぞ高岡にいらしてください。
かがやきは新高岡には停まりません・・・。